私とプリキュア

きっかけ

2011年の2月。仕事が立て込んでてつらいなーやだなーと思ってた時期。

その日も日曜日に出社する途中で、コンビニで朝ごはん調達してクルマに乗り込んだんだけど、その時にカーナビのテレビ画面にスイートプリキュアが映ってて、それがめちゃくちゃかわいくて輝いててほんとに釘付けになってしまったように見てた。

心身にストレスがあった時期なのでなおさらだったのかもしれないですね、ってなんか宗教的なアレみたいだ!

 

今にいたるまで

で、それからスイプリ毎週をチェックするようになって、twitterに書き込んだりもして楽しむようになりました。自然な流れでネットに上がる他の人の感想とか2chのまとめサイトとかも見るようになり、そこで見かけるようになるのがこれまでのプリキュアシリーズを引き合いに出した言説。

あたり前のことだけど、プリキュアはそれなりの歴史を持っている。スイートプリキュアでもう8作目なのだ。インターネットしてればプリキュアの画像を見かけることもあるし、知らないわけではなかったけれど。

そんでやっぱりどうしても今回のは以前のに比べてここがちょっと、っていう否定的にいう意見もそれなりにあるし、否定的なものでなくても以前の作品を知らないのでちゃんと分からなくてもどかしい。

もちろんスイプリすごく楽しんでたので自分の最初の感想としてすごく楽しめたことは変わらないんだけど、やっぱり前のも見るべきかなーという気持ちが強くなってきました。というか、スイートプリキュアこんなに楽しいのにまだプリキュア7つもあるんなら見ないなんてもったいないじゃん。

というわけで、スイプリの次のスマイルプリキュアをリアルタイムで追っかけるのと並行して、過去作を見るためにレンタル屋通いが始まったのでありました。そして初代から見始めて、先日ハートキャッチを見終わりまして「オレはプリキュアを全部みたぞ! ドキドキ!プリキュアは10年選手気取りで見れるぞ!」というのが現在。

 

各作品感想文

 

ふたりはプリキュア

見た順番としてはスイートの後になります。そのせいもあってか、ふたりのプリキュアのフィジカル的な力強さに度肝を抜かれる。

印象的だったのが2話でエレベーターのワイヤーが切れて、人が乗ってる筐体が落下する!どうしよう! ってなった時に、プリキュアが自分の体にワイヤー巻きつけてふたりで手をつないで壁に足を擦りつけてつっかえ棒みたいになることで落下のスピードを遅くするっていう、男のヒーローでもなかなか見られない力技を躊躇なく実行したシーン。やっぱ初代ってすごいんだなっていう感じになった。

キュアブラックキュアホワイトふたりの強さも、力のブラック・技のホワイトというか、愚地独歩と渋川剛気というか、まさに 達人といった趣で超絶かっこいいんだよな。動作全てに「タメ」が利いてる。

そんな強いプリキュアだけど普段は女子中学生「なぎさ」と「ほのか」なわけでその対比も素晴らしい。衝撃の靴下臭い系ヒロイン美墨なぎささんは茶髪で口癖が「ありえな~い」だし、ある意味今よりもトガッてるよなーと思う。雪城ほのかさんは容姿端麗・学業優秀なThe ヒロインって感じだけど 、部活が何やってるかよく分かんないんだよな。科学部っつーけど謎薬品を試験管とフラスコで混ぜあわせて爆発させてるエンディング絵の印象が強すぎる。

敵キャラについて。今作の敵勢力ドツクゾーンの親玉ジャアクキング様は「全てを飲み込む力」を持ってて、このままだと自分自身もその力のせいで消えてしまうので主人公側のクイーンが持つ「すべてを生み出す力」を手に入れようとしてるという設定。つまり、敵側も存亡をかけて戦いに来てるわけですね。そんな中で印象に残ってるのはやはりキリヤくんでしょうか。少年の姿をしててプリキュアの学校に生徒として潜入したりするんだけど、このパターンはアレや主人公と心通わせて悩むパターンや、と思ったらその通りになってドツクゾーンの設定とも合わさって大変切ない感じに。ラスト付近での出番もあって嬉しかったです。

 

ふたりはプリキュア Max Heart

 前作ラストの感動もそこそこに、新番組予告が流れだしたけどおなじみのメンツでとても安心感がある感じで始まった Max Heart

オープニングテーマはちょいとアレンジされて要所要所に(マックハー)と合いの手が入って最近のプリキュアにも通じる感じに。あと背景にCGが使われてるように見えたんだけど、ああこれが今の3Dダンスエンディングにつながってるのねと妙な感慨を覚えたりもした。

驚いたのは変身シーンが引き締まって豪華になってすごいかっこ良くなってること。特にキュアブラックのグルグルグルッ!バァーンッ!って感じのタメと解放が効いたシークエンスが最高に気持ちいい。オレも変身したい!

今作は前作の続きってことで中学二年生だったふたりも三年に進級し、部活でも部長としてがんばったりするんですが、続き物だとこういう成長の描写があるのがいいよね。新キャラのひかりちゃんもいわば後輩なわけでその辺の関係性がやはり楽しい。

 で、その新戦士シャイニールミナス九条ひかりちゃんなんですけども変身シーンで三つ編みほどけていくところが大変好きです。戦士といっても直接の打撃戦は不得意でプリキュアふたりのサポートに回る感じなのですが、プリキュアが頼もしすぎるのでこういう役どころでよいのでしょう。でも必殺技になると二人に負けないハッタリのきいたポーズをかましてくれるので最高です。あと、このひかりちゃんは前作に登場したクイーンと深い関わりがあってストーリーの縦糸としても重要な役で、対に存在として敵陣営である洋館の少年というキャラがいて、このふたりの関係性も物語に興味をひくものとなっていました。

 この洋館の少年は幼い存在で、敵幹部たちが保護者として振る舞うのも彼らのキャラ付けに幅が出て楽しかったですね。

2年続くと、知ってるキャラクター達の中に、新たな人物と関係性が投入されてまた別の見方ができるようになるのは面白いなあと思いながら見ていました。特に去年がんばってたなぎさとほのかが「先輩」になっていくのを見るのはうれしさがありますね。このへんは今はオールスター映画で描いてくれていますけど。

 

ふたりはプリキュア Splash Star

主人公を一新してはじまった新しいプリキュア。今では毎年変わるのが当たり前のプリキュアだけど、当時としては女の子向けアニメでキャラクター一新は相当珍しかったらしいですね。そういう意味では今作があるから今のプリキュアがあるとも言えるのかもしれない。

で、面白かったのかというと、どハマりしました。

とにかくキュアブルーム日向咲ちゃんかわいい!

久々に大好きなアニメキャラができてしまってちょっとマズい。というか今も机の片隅においてあるDVD-BOXを眺めながらキーボードパコパコしてるわけですけども。またおれがハマった去年にタイミングよく発売しやがるもんだからさあ……

えーと、話を戻しますと、日向咲ちゃんかわいいんですよ。かわいいナリーッ!ですよ。いやもちろんキュアイーグレット美翔舞ちゃんもかわいいしさらにいえば咲の妹みのりちゃんもかわいい。

最初、見た目は前作とあまり代わり映えしないなーとか思ったし、茶髪ボーイッシュと黒髪おしとやかのコンビなんだけど、ちゃんと見るとちゃんと違ってるんですよね。特にほのかさんは一人っ子だったけど、舞さんはお兄ちゃんがいるんですよ、つまり妹。これは大きい。

戦闘も、格闘技の達人ブラック・ホワイトとは違ってオーラをまとってキラキラな感じになってるしすごい爽やか。

あと、この作品を語る上で外すわけにいかないのが敵陣営ダークフォールのキャラとして登場した満と薫のふたり。このふたり、見た目はプリキュアと同年代の少女で、ご多分に漏れず生徒として潜入してくるわけです。キリヤくんと同じですね。となると当然心通わせちゃって、動揺するわけです。自分たちを生み出したアクダイカーン様への忠誠心と、プリキュア達と生きたいという心に挟まれて苦悩するわけです。その辺の描写が丁寧で、満・薫目線で進行する話もあってすごく感情移入しちゃってつらい。

で、極め付きは、2クールの節目のクライマックスで、プリキュアは満と薫を失っちゃうんですよ!失っちゃうんですよ!その後の話で満・薫が取り戻せるかもしれないという希望こそ与えられるものの、ここまで手痛く敗北したプリキュアは他にいないと思う。

とまあそんな展開もあるけれど基本的には敵も味方も明るいキャラが多くて楽しい作品でしたね。敵幹部がどいつもこいつもいいキャラしてるんすよこれが。SSについてはまだまだ語れそうでこわくなってきたのでこの辺りにしておきましょう。

商業的には前作までより成功しなかったらしいのが不思議でならないのですが、そのおかげ(?)で2年目で予定していた要素も詰め込んだとかで密度が上がったとも考えられますしね。

 

Yes! プリキュア5

というわけで更にキャラクターを一新して始まった新たなプリキュア。なんと5人!

これまたプリキュアシリーズの枠を広げることに成功した重要な作品と言えましょう。

ふたり時代ではある意味正反対なふたりが並び立っていたんだけど、5人ともなるとやはり中心に支柱となるキャラが必要なんだろうなあ、と思わせるのはキュアドリーム夢原のぞみさん。のぞみさんの「けってーい!」を覆せるものは何人たりとも存在しないのです。

他のメンバーも赤いキュアルージュ夏木りんちゃんはサッカー少女幼なじみ、黄色のキュアレモネード春日野うららちゃんはアイドル志望下級生、緑のキュアミント秋元こまちさんは文学少女上級生、青の水無月かれんさんは生徒会長で大富豪令嬢上級生と、全く隙のない布陣。

それに加えて妖精のココとナッツはなんと人間形態に変身できてしかもイケメンというてんこ盛り感。これだけ揃ってキャッキャウフフしてたらそりゃ楽しいってもんですわ。

敵陣営ナイトメアについてはむしろ大人の視聴者のほうが恐ろしいと感じることでしょう。なんたっていわゆるブラック企業なんですもの。その中でも存在感を放つのはブンビーさん。当初は管理職として振舞っていて、部下にボーナス渡したと思ったら封筒の中にはシュレッダーくずが詰まっていたりとか胃が痛くなるパワハラをしたりしてたけど、彼も中間管理職に過ぎず上役にもっとひどい目に合わされるようになるので涙なしには見られない。

プリキュアかわいいなあ、と、会社行きたくねえなあという気持ちが同時に味わえる稀有な物語でありましょう。

あと、今回の妖精はイケメンでもあるので、なんと、プリキュアと、恋仲になっちまうんですよ。おい、アリなのかそれは、異種間でしかもココは普段先生やってるから先生と生徒間でもあるんですが大丈夫なんですか、と思いながら見てた。今までのプリキュアにも憧れの先輩とかはいたんだけどさ、そりゃ仲間内に男子しかもかっこいいのがいればそうなるよな。あまずっぺーな。

 

Yes! プリキュア5 Go Go!

そんなわけでプリキュア5の楽しいお話はまだ続くんじゃという2年目。

正直言って前作の時点で彼女たちの連帯とかすでに固まっちゃってて安心して見れる。そこに関係をかき回す新しいメンバーとしてのシロップは良かったですね。このキャラは敵陣営とも味方のココとも因縁があるので世界をふくらませる良い役目を果たしていたと思う。あと、2年目になると王子としてのココとナッツがより深く描かれるようになって、妖精側の世界が広がったのも新鮮でした。

あと、戦士としての新メンバーであるミルキィローズ美々野くるみ(ミルク)もかっこよかったなー。妖精のミルクは前作から出ててのぞみのいいケンカ相手だったんだけど、人間形態を取れるようになってより安定した感じがある。

そういうわけで今作のプリキュアと妖精合わせて個性的なキャラが9人もいるのでこいつら動いてるだけで楽しいという域にきてるんだよね。脚本も遊んでるような回がけっこうあってすごい楽しい。ケーキを食べちゃった犯人探す回とか、終盤にいたってクイズ番組形式のバトルを前後編でやっちゃったりとか。サービス満点でございました。

敵陣営エターナルについてはボスの目的が一言でいっちゃうと好きな女に会いたい、ってことになるので切ない。ボスの腹心アナコンディさんはできる女って感じで他者を見下す目がたまんねえ。あと忘れちゃいけないブンビーさん。前作のブラック企業崩壊をたくましく生き残り、新たな就職先はまたしても悪の組織でしたという。でも最終的にプリキュアと和解できたので良かった。本当に良かった。これはつまりキリヤ・洋館の少年・満と薫の系譜にブンビーさんも連なるということですよね。ブンビーさんだけ2年かかったけどな、大人やからな、しかたないんや。

 

フレッシュプリキュア!

え、これがプリキュアなのか?という第一印象の新しいプリキュア

これ以前のプリキュアと違うところが多すぎて戸惑いましたねー。はじまっていきなりキュアピーチ桃園ラブちゃんが「センパイにふられたー」とかいって泣いてるしおおういきなり攻めてきたなという感じ。まあセンパイにふられたのはラブちゃんの友達らしく、友達のために泣ける子なんだなというシーンなんだけど、新たな印象を与えるのに十分でした。

あと、キュアベリー蒼乃美希さんはモデルだし、キュアパイン山吹祈里ちゃんの家は獣医さんなんだけど、ラブさんも含めてみんな、その、ええと、発育がひじょうによろしくてですね、今時のプリキュアは違うぜ感がにじみ出てる。あと全体的にオシャレでバタ臭くない。いや今までのプリキュアがダサいというわけではないんですが!

このころになるとネットで画像を見る様になる機会も多かったし、スイートも見てたのに、初代から見てきて受ける印象がこうだと、リアルタイムで見てた人はかなりの衝撃を受けたんじゃないかと想像出来ます。

それでもやっぱり熱いバトルときれいなバンクは健在できちんとプリキュアやってくれてる。ラッキークローバーの走る演出は最高に好きです。

あと忘れるわけにいかないのは、キュアパッション(イース)東せつなさん。ついに敵陣営出身のプリキュアが。ここまで書いてきたとおり、味方側と心通わすキャラは描かれてきたので、その流れで行けば不思議ではないんだけど、やはり敵対してたキャラが中盤で仲間になって、その後今まで所属していた相手と戦うというのはけっこうハードなところもあって、かなり時間をかけて描写されていましたね。その結果ラブとせつなの関係がクローズアップされることになりました。ああ、でも美希とせつなの話とか良かったですよね、一緒にいるけど友達の友達みたいな関係でああ分かる分かるってなった。

あと、あんまり書けなかったけどブッキーはかわいいです。

 

ハートキャッチプリキュア!

最初に目を引くのはキャラデザでしょうか、オールスターに参加する時に違和感出るんじゃないかというレベルで今までとは雰囲気が違う見た目でした、が、蓋を開ければちゃんとプリキュアしてました。

というかそれよりもやはりキュアマリン来海えりかのウザカワ系キャラの方が印象強すぎて吹っ飛ぶ勢い。あまりのインパクトにメインのキュアブロッサム花咲つぼみさんより先に名前を出してしまいましたがアレはしょうがない。引っ込み思案で常にですます調のつぼみと、楽天的でローデリカシーなえりかだと、一昔前ならメインが入れ替わっててもおかしくない、んだけどやっぱりえりかさんがメインだと斬新すぎるので時代が追いつくのを待ってください。

そこに新たに加わるのが生徒会長で男装の麗人キュアサンシャイン明堂院いつきさんなんですけど普段の姿とプリキュアになった時のかわいさが素晴らしくギャップ萌えの体現者。

そんな感じでキャラクターのインパクトが強いけど、今作で最も感心したのはストーリーの構造。なんたって、冒頭で謎のプリキュアが負けて妖精たちに次のプリキュアを探してと言うシーンで始まる。つまり、作中でプリキュアの代替わり・継承があることを明示してしまうわけです。プリキュアシリーズをずっと見てる人はプリキュアが交代してきてるのを知ってるわけですが、そのシリーズ全体の構造を作中に取り込んでしまうという、ある意味でメタなことをやっている。私も含めて、オタクって、こういうの大好物じゃないですか。

んで、その冒頭に登場したプリキュアってのがキュアムーンライト月影ゆりさんなんだけど、さすが先輩だけあって強いし厳しいし、この人が負けた相手ってどんだけ強いんだよって思えるので重要。またゆりさんの境遇が過酷でなあ、プリキュア最過酷かもしれん。

そんなわけで、人気出るのも納得だなーと思いながらみてました。あと、今回の怪人は人間を媒介にして出現するので、そのおかげで5以降希薄になってたプリキュア以外の人たちにもスポットが当たる機会が増えたのも嬉しかった。

 

スイートプリキュア

はい、初めてみたプリキュアです。

やっぱ初めてなのでそのキャラのかわいさとか変身や必殺技とかのきれいさと、戦闘のかっこ良さが全て乗ってるところにやられちゃったんでしょうね。実際、全シリーズ見た今でも変身は一番華やかだと思うし、パッショナートハーモニーとミュージックロンドスーパーカルテットのバンクは最高にかわいい!

最終的にプリキュアが4人になる本作ですが、最初はキュアメロディ北条響さんとキュアリズム南野奏さんのふたり体制で進みます。多分、初代とSSをのぞけばいちばん「ふたりプリキュア」をやったのがこのスイートなんじゃないかなー。初変身もふたり同時だったしね。

もともと幼なじみで仲良しだったふたりだけど中学入学の日にあった出来事のせいで今は険悪、というところから始まるわけですが、これって初代やSSよりもストーリーテリングが難しいだろうなーと思います。

序盤は、毎回ケンカして仲直りして、良かった良かったと思ったら次回予告でもうケンカしてたりして、正直つらいなーというのはあった。で、敵のメス猫幹部セイレーンもいつも仲たがいさせようとしてくるんだけど、もうね、響・奏にとってはケンカなんて通常進行なので、「ケンカしたぞしめしめ」とか思ってるとすぐ仲直りしますからね。そこら辺をわかってなかったんだセイレーンは。

で、セイレーンが仲間になってキュアビート黒川エレンになったり、謎の覆面プリキュアキュアミューズは正体明かしたら小学生調辺アコちゃんだったりしながら敵陣営マイナーランドと戦うわけです。

今作のモチーフは音楽で、味方側妖精ハミィはメイジャーランドの住人なんですけど、別にメジャーとマイナーは対立する要素ではないだろなんて声もありましたけど、最終的にはもともと一つだったという結論なのでそこら辺は拾われてるんじゃないかなーと思ってます。最強の敵ノイズとも和解したし。

全部見てきて改めて、最初に見たスイートがもっと好きになりましたよ、見てよかった。

 

スマイルプリキュア!

ふたたびやってきた5人プリキュア

5人というとやはりプリキュア5を思い出しちゃうけど、踏襲するところは踏襲して、その上でより楽しさを乗っけて行こうという思いを感じました。

やっぱりなんといってもこの作品は、明るい。正にウルトラハッピー。それが一番の魅力なんだろうなあ。

そういう意味で、キュアハッピー星空みゆきさんはやはりスマイルの支柱であった。あと5と違うところとしては、キュアサニー日野茜さん、キュアピース黄瀬やよいちゃん、キュアマーチ緑川なおちゃん、キュアビューティ青木れいかさんがみんな同級生で同じクラスというところがあって、さらに仲良し感が強くなってますねー。

明るさを醸し出す役割としては敵幹部の皆さんのユーモラスさも大きかった。特にマジョリーナさんの魔法アイテムは凄まじい効果を発揮していましたね。

あとはキャンディだよなー。幼児程度の精神年齢でプリキュアたちから見れば守らなきゃいけない対象。中盤のヤマ場では完全にヒロインポジションだったし。

戦闘については、最初は必殺技一発でエネルギー切れてたり、あんまり殴る蹴るしてなかったのが物足りなく感じたけど、徐々に炎とか使いこなし初めて、おっ、て思うシーンが出てきたりして、丁寧に描いてるなーと思いました。

最初から最後までサービス満点の楽しい作品。

 

というわけで

というわけでプリキュア9年分をざっと振り返ってきました。明日からは10年目のプリキュアが始まりますね!楽しみですね!

では、よい日曜日を!